理事長よりMessage

 学校法人鶏鳴学園は、昭和26年鳥取市東町に「鶏鳴塾」として始まった学校法人「鶏鳴塾予備校」と、昭和57年鳥取市南吉方に私塾「あすなろ教室」として始まった個人立各種学校「あすなろ予備校」が、平成7年に合併し、新たに「学校法人鶏鳴学園・専修学校あすなろ予備校」として発足した学校法人が今日の母体となっています。

 今日まで公教育を補完する教育機関を目指し、中卒浪人生を対象とした予備校・高校進学科、高校中退者を対象とした高卒認定試験(旧大検)資格取得科、高卒浪人生を対象とした予備校・大学進学科、附帯事業である中・高現役コース、代ゼミサテライン予備校などを運営してきました。更に、鳥取で初めて小・中不登校経験者の高校進学の道を開くために開設した、県教委指定技能教育施設・総合学科(クラーク記念国際高等学校鳥取キャンパス)の運営も行ってきました。また、平成26年には、鳥取県東部地区初の併設型中高一貫校を鳥取市国府町に開校しました。この青翔開智中学校・高等学校は探究型学習を学びの中心に据え、ICT教育・図書教育・アクティブラーニングを支える空間プランニングを柱とした私学版フューチャースクールです。

 鶏鳴・あすなろの長い歴史の中で、一貫して変わらないことが二つあります。一つは「生徒一人ひとりを大切に」すること。生徒個々の学力や事情に限りなく寄り添うことです。
もう一つは「公共性・独自性・永続性」 を経営の柱とすること。即ち、公共性のある教育事業を独自性を持って企画運営し、その収益で永続性を図ることです。永続性を求める余り利益追求が第一となり公共性を忘れた事業を展開するようなことがあってはなりません。私学の最大の強みは独自性を許されている点です。今後も、鶏鳴学園は独自性を最大の特色として、公共性のある教育事業を展開し、永続性を追求して行きたいと思います。

学校法人 鶏鳴学園
理事長 横井 司朗

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